【後編】小さなアイデアから、大きなイノベーションを。GA Hungry開発者インタビュー

こんにちは!GA MAG.編集メンバーの伊藤です。

お待たせいたしました。

前回の記事「【前編】小さなアイデアから、大きなイノベーションを。GA Hungry開発者インタビュー#01」の続き、GA Hungry発案チーム代表者の田村くんと、開発者の藤本さんへのインタビュー後編です。

今回は、実際にGA Hungryを開発する上での課題と、この機能にかけるお二人の熱い想いをお届けします。

実際に開発することになって、作るに当たっての課題はありましたか?

最初、僕が「Tech Portalでやるべき」と思うことと、「会社にこういう制度が欲しい」と思うことのギャップがありました。だから、開発当初は全然違う形だったんです。当初できたのは、タイムラインで一人が「こういうことをしませんか」という提案を投稿して、賛同者を募る形でした。これは、社内プラットフォームTech Portalの開発者である僕にとって、これを活用した最良の形だと思ったんです。でも、実は彼らが求めてたのはそうではなかった。

僕が実際に欲しかったのは、「1クリックで誰かとご飯が食べられる」という機能だったんです。丁寧にお店や時間を決めたりしなくていいから、とにかく簡単に、今マッチングしたい!という希望があったんです。

この認識の錯誤は、実際に形にしたから分かったことでした。一回作って意見を寄せ合って、また作り直し、を繰り返して、現在の形になりました。

〈GA Hungryの最初の企画書を見せて頂く〉

そんなたくさんのプロセスを経て、自分が考えたアイデアが実現して、どう思いましたか?

嬉しいです!!嬉しいけど、やっぱり実現したからには、一人でも多くの人に使ってもらいたいし、使ってもらえるように僕たちが行動しなければいけないと思っています。

実際利用している人はいるけれど、正直、現在の利用率はそこまで高くありません。もっとフランクに参加できるような策を考えることも大事だし、より利用者の立場に立って機能改良を行う必要があります。GA Hungryは「誰と行くかわからない」からこそ、コミュニケーションの幅を広げることが出来ます。一方で「行く相手がわからないから、不安だし気疲れしてしまうから使わない」って思う人もきっといると思うんです。僕たちが欲しい機能を形にしましたが、これからは社員が求めているものを探して行くことが大事だな、と思います。

田村くんの言う通りですね。「コミュニケーションのきっかけを作る」という目的を達成するためならば、どんな解決策でも良いんです。 個人の意識、会社の文化、ユーザー体験の改善など、様々なミッションがあります。 なので、今の姿のまま改良をするかもしれないし、全く違うものになるかもしれない。 今後僕たちが考えていかなければいけないのは、「利用率が低いから、利用率を上げるための施策を考えよう」ではなくて、様々な視点から改善していくことが大切ですね。

今後GA Hungryが、GAの中でどんな存在であり続けてほしいですか?

「GA Hungryがあったからこそ、このアイデアが生まれた!」というものが、どんどん生み出される一つのきっかけになったらいいなと思っています! 直接仕事で関わらない他部署の社員とランチに行って、自分は知らなかったけど、こんな技術があるんだ!とか、GAがこんな取り組みをやってるんだ!とか、新しい可能性を見出す機会にして欲しいです。

僕は人事をしていて、普段エンジニアや他部署の社員と会話する機会ってなくて、社内イベントとかで時々話すくらいなんです。でも、そういうイベントで久しぶりに話しても、その瞬間にパッといいアイデアってあんまり生まれなくて。毎日、サクッとお昼ご飯を食べている時の何気ない会話の方が、いつも自分が感じている課題が見つかることが多い。「こういうの面倒だよなあ」とか、「あれ何とかなりませんかね!」とか、ランチだからこそできる他愛ない会話をアイデア共有の場として、利用してもらいたいです!

人間が自然体でいられる時こそ、本当の課題が見つかるんですね。 最後に、この記事を通して伝えたい思いがあれば、お願いします!

とにかく、みんなにたくさん使って欲しい!それだけですね。どんな機能も制度も、最初から完璧なものって絶対にできないんです。最初は30点でもいいし、なんなら5点でもいいからとにかく作って、使ってみる。実際に使うことによって、開発段階では見えていなかった課題が見つかって、修正できる。また使えば、また新しい課題が見つかる。このプロセスを何度も何度も繰り返すことによって、本当にみんなが求めているものができ上がるんです。

だから、実装してまだ間もない機能で課題もたくさんあるけれど、とにかく使ってもらいたい。それが、新たに生まれた機能や制度をより良いものにするための、一番の近道だと思っています。

多くの試行錯誤を繰り返しながら、みんなで作り上げてこそ本当の意味での「GAカルチャー」なんですね。田村くん、藤本さん、ありがとうございました!

〈左:田村 昂佑さん、右:藤本雅樹さん〉

今回の取材でカメラマンを担当してくださった今井さんも、最近他部署の方とランチに行った時に思いついた、新しい企画があったのだとか。

日々の小さなコミュニケーションの積み重ねが、新たな課題発見の糸口となるのは、部署や世代の壁を超えて、共通しているようです。

日々の何気ない食事。ふと思い返してみると、最近、意識しなくなってきているような。忙しさの中で、ついささっと食べられるものを選んで、パソコンの画面に向かってしまう。

毎日の食事は「欠かすことのできない時間」だからこそ、食事の時間をもっと有効に使ってみよう。コミュニケーションや、新しいアイデアを生み出すための「きっかけ」にしてみよう。そう思わせてくれたインタビューでした。

お2人とも、本日はありがとうございました。

誰と、どこで、何を食べるか。

その楽しみに加えて、「新しい物事の発見」という新しい価値を、食事の時間にそっと添えてくれるGA Hungry。

そんな素敵な社内新制度の、発案者・開発者の思いをご紹介いたしました。

この記事を書いた人

伊藤 奈海