こんにちは、GA MAG.編集部の近藤です。
本日、研究開発組織「AI Strategy Center」(以下、AISC)のサイトが公開されました!
そこで今回、あらためて「AISC」がどんな組織か紹介したいと思います😎
▼記事の概要を動画で知りたい人はこちら▼
2017年4月、不動産業界で初となるAIの自社内研究組織として「AI 戦略室」は誕生しました。2名の研究員からスタートしたGAテクノロジーズの研究開発は、現在「AI Strategy Center」という名称のもと20名を超える組織になっています。
AI Strategy Center(以下、AISC)は、「先進技術により事業に貢献する」をミッションに掲げ、不動産業に蓄積されたデータの研究を推進するだけでなく、実際の不動産売買事業で活用できるプロダクトの開発までを実施しています。
不動産取引におけるAI活用として代表的なものに「価格査定」が挙げられます。GAでもAISCが独自開発した価格査定AI機能を「RENOSY」で提供しています。
また、画像処理技術の研究事例では、間取り図面を自動で読み取り、間仕切り・ドア・窓・設備関連など各部位を認識してCADデータ化するサービス「BLUEPRINT by RENOSY」を提供しています。
RENOSYは不動産を売る・貸す・買う・借りる・投資する・リノべするとサービスの提供範囲が多岐にわたるため、不動産領域だけでなく建設領域での先進技術活用も推進しています。
他には、家族(複数人)の交通利便性や子どもの教育ための学区から住まい探しができるシステム「BEST BASHO(ベスト場所)」や、物件の購入と賃貸とを比較・検討するための支払いシミュレーションシステムをワンストップで提供するクラウドツール「LIFE DESIGNER by RENOSY」を開発しており、GAのDXに大きく貢献しています。
ここまでAISCの代表的なプロダクトをご紹介してきましたが、これらは研究内容のほんの一部です!AISCの主な研究開発領域は、画像処理・自然言語処理・データサイエンス・マッチング&スコアリングと4つあり、それぞれの領域で事業に貢献するための研究を実施しています。
「もっと詳しい研究内容を知りたい!」
「AIエンジニアの仕事内容に興味ある!」
そんな方はAISCの研究をより詳しく紹介しているサイト「AISC」をチェックしてみてください。
ここでは、AISCの研究内容や論文がチェックできます!
研究領域の事例や論文、メンバー情報、イベント登壇情報など、AISCに関する情報が盛り沢山となっています。
さらに!AISCのメンバーが紹介された記事が閲覧できるだけでなく、メンバー自ら執筆したブログ記事の発信も行っています。
またAISCでは、企業・行政・教育機関と連携し業界全体のDXや人材の育成などにも取り組んでいるため、データサイエンティスト協会をはじめとしたコミュニティでの活動や、電気通信大学や滋賀大学でのアカデミックな登壇活動についてもお知らせしています。
株式会社GA technologiesは、2020年・2021年と2年連続でデジタルトランスフォーメーション銘柄に選出されています。元々アナログな不動産会社だった当社が、社外からの評価をいただける企業に成長できた背景には、AISCの多大な貢献があります。
不動産業界のコミュニケーションはFAXや電話などのツールが主流であり、蓄積されているデータが乏しい問題がありました。そこで、AISCは2017年の設立から情報を蓄積することの重要性を現場社員に啓蒙し、時には自らが手を動かし膨大なデータの修正を行うなど地道な活動を続けてきました。
こうしたAISCの活動は、GAの企業文化である「リアルとテックの融合」の醸成にも寄与しており、DX銘柄企業までの道に大きく貢献しています。そして今後の企業成長においてもAISCの研究開発は欠かせません。
ぜひAISCメンバーからの発信を楽しみにしていただければと思います!
それではまたGA MAG.でお会いしましょう!