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不動産業界を変え、社会を変える。GAグループの「サステナビリティ戦略」とは?

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RENOSY 不動産×AI 福利厚生 RENOSY X

Sep

17

Fri

WORDS BY浅野 翠
POSTED2021/09/17
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こんにちは!GA MAG.編集長の浅野です。

サステナビリティやSDGsという言葉、数年前よりぐっと身近になりましたね。
今回は、GAテクノロジーズグループがサステナビリティを実現するための取り組みについてご紹介します。

▼記事の概要を動画で知りたい人はこちら▼





GAグループが重視する目標

2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標」、通称SDGs。日本でも、2020年には政府による「2050年カーボンニュートラル宣言」が提示され、各企業が次世代に向けた取り組みを開始しています。

GAテクノロジーズグループも、創業より「テクノロジー×イノベーションで、人々に感動を。」というミッションを掲げ、AIやRPAを活用した不動産業務効率化、不動産業界全体のDX推進に取り組んできました。

そうしたこれまでの活動と今後の方針を、私たちは以下5つのテーマに分け、「GA Sustainability Actions」と命名。サステナブルな事業成長と社会貢献をするための方針として掲げています。

GA Sustainability Actions
地球環境資源への配慮
・持続可能なまちづくりへの貢献
・スポーツを通じた社会貢献
・働きがいのある職場づくり
ガバナンス・リスク管理・コンプライアンスの強化

今回は、この5つから「地球環境資源への配慮」「持続可能なまちづくりへの貢献」「働きがいのある職場づくり」の3つをピックアップしてご紹介します。

DX推進で200万枚以上の紙を削減!「地球環境資源への配慮」

不動産が「アナログな業界」と呼ばれる理由のひとつに、業務で使用する紙の多さがあります。
不動産物件情報を掲載しているのも紙、賃貸や売買契約で使用される各種書類も紙…。いまだにFAXが多いことも業界の特徴です。

GAテクノロジーズグループでは、事業や社内で使用する業務システムを通じて、不動産取引のオンライン化を推進。
たとえば物件の仕入れ業務をサポートする「SUPPLIER by RENOSY」。研究開発組織、AI Strategy Center(以下、AISC)が中心になって自社開発したこのシステムは、不動産仕入れからオーナーの契約サポートに至るおよそ30項目の契約書や必要書類の電子化に努め、社内のペーパーレス化に貢献しています。

ほかにも、自社開発システムや業務フローの見直しなどにより、iBuyer事業では2020年の1年間だけで200万枚以上の紙の削減を実現しました。

こうした自社内で蓄積した不動産DXのノウハウやツールを、SaaSビジネスとして展開。投資用の住宅ローン申込プラットフォーム「MORTGAGE GATEWAY by RENOSY」、紙やFAXを使わずに不動産賃貸契約が可能な「電子契約くん」など、グループ全体でさまざまなサービスを提供し、業界全体で不動産業界全体のDX・ペーパーレス化に取り組んでいます。

こうした取り組みが評価され、2020年・2021年には「デジタルトランスフォーメーション銘柄(以下「DX銘柄」)」に2年連続で選出されました。これは、経済産業省と東京証券取引所が、中長期的な企業価値の向上や競争力の強化といった視点から、経営革新、収益水準・生産性の向上をもたらす積極的なIT活用に取り組んでいる上場企業を業種区分ごとに選定・公表するもの。従来のアナログ業務の廃絶と非接触型ビジネスモデルをかねてから志向してきた点が、先見性と将来性において高い評価をいただきました。

中古不動産の流通を促進。「持続可能なまちづくりへの貢献」

GAテクノロジーズが展開する「RENOSY」。借りる、買う、売る、貸す、投資するという住まいにまつわるすべてを提供しています。

そのなかでも特徴的なのは、「家を買う」という点について、新築ではなく中古マンションをご紹介している点。

日本政府は2009年6月に「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」を施行するなど、スクラップ&ビルド型からの脱却を図るため、既存住宅(中古不動産)流通を活性化するための取り組みを始めています。

しかし、日本はアメリカやヨーロッパ各国に比べて中古不動産の流通が少ないのが現実です。
国土交通省が発表した2018年時点の数値(※1)では、日本の全住宅流通量(中古+新築)における中古不動産のシェアが14.5%なのに比べ、アメリカでは81.0%、イギリスでは85.9%と、圧倒的な違いがあります。日本ではまだまだ家という資産を長く使う文化が根付いているとは言い難いのが現状です。

※1:国土交通省「既存住宅市場の活性化について」(2020年5月7日)

RENOSYでは、魅力的な中古不動産を多数ご紹介することで、中古不動産の流通の活性化を促進。さらに自社でリノベーションも対応しているため、ライフスタイルの変化に応じて住まいをアップデートするご提案も行っています。

イノベーションは人から生まれる!「働きがいのある職場づくり」

テクノロジーを活用して業界の変革に取り組む私たちですが、その中心となるのは常に人。従業員一人ひとりが能力を最大限に発揮し、自分らしく働くことができる職場づくりに取り組むことが、企業の持続的な成長へと繋がると考えています。

その取り組みのひとつが、さまざまな福利厚生。
在宅勤務制度やフルフレックス制度など、働きやすい環境を整えるための制度。年間3万円まで書籍購入やセミナー参加に使用できる自己研鑽制度や、エンジニアの資格取得支援制度など、社員の自主的な学びや成長をサポートする制度。スポーツジムとの法人契約や、社内部活動制度など、社員の健康を応援するものもあります。

また、結婚や出産などのライフイベントにも対応できる制度も充実。出産予定日の8週間前から6週間前までの2週間取得できる「出産準備休暇」、育児にかかる費用を一部負担する「ベビーシッター手当」などがあります。

福利厚生以外にも、自社独自のイベントや施策を企画・実行しています。

たとえば、半期に1度開催している全社表彰式「GREATEST AWARDS」は、エンジニアやセールスなどさまざまな職種の社員が登場。
表彰がモチベーションになるだけでなく、自分の所属する事業部以外の仕事を知る機会にもなっています。

また、仕事の中での小さな感謝を伝える施策「まぐラッチェ」、毎週経営陣が事業方針などを伝える「全社朝会」、社内報を超えたコミュニケーションプラットフォーム「GNN」など、オンライン・オフラインを組み合わせたさまざまな施策があります。

こうした取り組みが評価され、2020年・2021年には2年連続で「働きがいのある会社」ランキングでベストカンパニーに選出されました。

今後も「世界のトップ企業を創る。」というビジョンの達成に向け、従業員一人ひとりが活躍できる環境を目指します。


いかがでしたか?

さまざまな企業が取り組みを始めている今、GAテクノロジーズグループもこれまで以上に自分たちに何ができるかを考えていかなければいけないと感じています。

SDGsが採択された9月25日を含む1週間は、毎年世界中でさまざまなSDGs関連イベントが開催されます。この機会に改めて世界の現状に目を向けつつ、GA MAG.で新しいご報告ができるよう歩みを進めてまいります。

※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。

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EDITOR’S PROFILE
  • Corporate PR
  • GA MAG.編集長
浅野 翠
2011年に早稲田大学を卒業後、インターネットイニシアティブ(IIJ)やビズリーチで人事を務める。2018年にGAテクノロジーズに入社。2020年8月より広報を担当。好物はすっぱいお菓子。
Twitter:@midoriii1221
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2021/09/17
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