Feb
4
Fri
こんにちは!GA MAG.編集長の浅野です。
毎年11月から新しい期が始まるGA technologiesグループ。2022年度がスタートして、早3ヶ月が経過しました!今回はこの3ヶ月のアップデート情報を振り返ります。
ベンチャーらしく、とにかく変化の速いGA technologiesグループ。期初の11月から、経営や事業に関する新情報が続々発表されました!
この3ヶ月間の変化を理解いただくために重要なのは、「ネット」「リアル」「グローバル」という3つのキーワードです。
1950年代以降、非常にアナログだった不動産業界が、ネットで物件を探せるようになったのが2000年代でした。しかし、ネットでできるのは物件探しまで。メディアを運営する会社と、実際に物件仲介をする会社が異なるため、お目当ての物件を見つけたあとは直接店舗に行ったり、対面で手続きをするのが主流でした。
GA technologiesでは、「RENOSY」というメディアで物件情報を提供しているだけでなく、選んだ物件を借りたり買ったりするのも、自社内で完結。ネットとリアルを掛け合わせたサービスを提供しているのが特徴です。
これまで国内でビジネスを展開してきましたが、2020年9月、中華圏最大級の日本不動産プラットフォーム「神居秒算」のM&Aを皮切りに、世界を見据えたサービスを強化しています。
それでは、「ネット」「リアル」「グローバル」という3つのキーワードから、改めてこの3ヶ月を振り返ってみましょう。
【共通】「Our Ambition」と「GA GROUP SPIRIT」
11月1日には、これまでの理念・ビジョンおよび社員の行動規範「GA GROUP SPIRITs」を見直し、新たに「Our Ambition」「GA GROUP SPIRIT」を策定しました。
これは、積極的な採用やM&Aで社員が急増する中、全員が同じゴールを目指していくための基盤づくりといえます。3つのキーワードの土台部分というイメージですね。
【リアル】新執行役員就任 クックジュリアン聖也
同じく11月、セールス部門のクック ジュリアン聖也が執行役員に就任しました。クックは創業期から一貫して不動産投資に関わってきたメンバーです。直接お客様と関わる重要な部門だからこそ、人材の育成は非常に重要です。クックの就任は「リアル」部分の強化といえます。
【グローバル】ディアライフのM&A
タイにおける外国人向け不動産賃貸仲介事業「ディアライフ」のM&Aも発表。GA technologiesとして7社目のM&Aです。
中華圏に加えてタイを拠点とした東南アジアへの展開、さらにその先の世界を目指してサービスを展開していきます。これは3つのキーワードのうち「グローバル」にあたります。
【リアル】リコルディのM&A
11月に続いてM&Aを発表。8社目となる今回は、新築マンションを活用した資産運用コンサルティングを行うリコルディです。これまでRENOSYでは中古マンションをメインに扱ってきましたが、お客様のご要望にお答えするため、商品ラインナップの拡充を決めました、また、リコルディはカスタマーサクセスにも強みを持っており、ともに「リアル」部分の強化といえます。
【グローバル】元IMF副専務理事の古澤氏が顧問に就任
1月には、元IMF副専務理事の古澤氏が顧問に就任しました。
古澤氏のグローバルな視点を経営に生かし、神居秒算やディアライフを始めとした事業展開を進めます。文字通り「グローバル」部分の強化です。
【ネット】NFT不動産の専門部署を新設
さらに、いま話題のNFT専門部署も新設しました。最新技術を不動産業界に取り入れ、さらなるテック化を推進するこの取り組みは、「ネット」の強化といえるでしょう。
【リアル・グローバル】社内取締役に櫻井氏、社外取締役にピョートル氏就任
三井不動産グループにおいて不動産領域における幅広い経験を培った櫻井氏、Googleで人材育成部門を率い、グローバル基準の人事戦略推進経験を持つグジバチ氏の両名を、新たに取締役として迎えました。「リアル」と「グローバル」に強みを持つ2人が加わったことで、さらに成長を加速させていきたいと考えています。
最後に、こちらの図をご覧ください。
「FinTechの次に来る」と言われる不動産テック(PropTech)の、世界における市場規模です。アメリカや中国では、すでにさまざまな企業が大きなビジネスを生み出しているのがわかります。
日本ではひとり世帯や共働き世帯が増加したり、住宅ローンの金利やマンションの価格も数十年前とは大きく変わるなど、親世代の常識が過去のものになっています。にも関わらず、まだそれに気づいていない人が多いのが現実です。
コロナによる価値観の変化によって、人々が住宅に求めるものは多様化しています。老後に向けた資産形成もますます重要になります。生きていく上で必要不可欠な衣食住の「住」を担う不動産ができることは、まだまだあります。
GA technologiesグループは、お客様の理想の住まいと資産形成をサポートし、結果として世界トップの企業になれるよう、2022年度も進化してまいります!
※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。