今回も登壇者に恵まれ、当日は大変盛り上がりました。
今回、90名の募集に140名以上の応募と多くの方にキャンセル待ちとなってしまい恐縮でしたが、 登壇資料も公開していますので、ぜひご覧ください!
【目次】
今回のテーマ
今回のテーマはBlockchain(ブロックチェーン)です。
インターネットに次ぐ技術革新と注目される一方で、ブロックチェーンのデータやビジネス活用についてはまだ模索されている方も多いと感じています。
今回、InsurTech(保険×テクノロジー)・PropTech(不動産×テクノロジー)の事業サイドとブロックチェーンサービス提供サイドの双方の観点でゲストスピーカーをお招きし、業界や立場をクロスさせ活用のポイントについて、お話しいただきました。
イントロダクション(GA technologies 橋本)
X-techを活性化させるためには”リアル×デジタルの融合がカギ”という本Meetupに込めた思いを私から(熱く)語らせていただきました。
内容紹介①「ブロックチェーン x データの課題と可能性」(catabira 池内さん)
- 冒頭に「マネタイズはまだ難しい。」とおっしゃっていたのが印象的でした。人材紹介、受託、コンサルがマネタイズできている一方で、プロダクト、実証実験は先行投資が続いている状況とのことです。
- ビジネス適用例として仮想通貨×データ分析やNFT(※)マーケットプレイス分析の取り組み紹介をいただきました。 ※NFT:Non Fungible Tokenの略で代替不可能性を持つトークンの意
- 資料末尾の「ブロックチェーン領域のデータ分析ビジネスをやる上で考えるべきこと」のページは必見です!
内容紹介②「コンソーシアム型ブロックチェーンの保険事業領域への適用」(iChain 後藤さん)
- 保険市場は42兆円と大きいが会社数は300に満たないそうで、不動産市場との違い(43兆円/12万社)を感じました。
- (後のQ&Aでも出ましたが)パブリック or コンソーシアム or プライベートのどれを採択すべきか?に触れつつ、保健領域における適用についてお話しいただきました。
- 紹介されていたスマートコントラクトの海外の先進事例をみると保険×ブロックチェーン領域のHotさを実感します。
内容紹介③「ブロックチェーン・アプリケーションのアーキテクチャ設計と事業化のポイント」(GA technologies 中村さん)
- 賃貸領域におけるミッション「AI・データ活用&スマホ完結で、賃貸3.0 の世界を目指す」の宣言とともに始まりました。
- アプリケーション設定の要点、コンソーシアム・チェーンの事業化の要点、Practicalな注意点について紹介いただき、事業化の要点の中でも”(既存システムのリプレイス以上の)付加価値”が最も重要と力説されていたのが強く記憶に残りました。
パネルディスカッション
- 今回、参加者からの質問が絶えず最後は運営が打ち切らざるを得ないほどでした。本テーマへの関心の高さが伺えます。
次回は9月に「ConTech(建設テック)」をテーマに開催予定です。 TECHPLAYにてご案内しますので、下記フォローください。
X-Techのさらなる活性化に向けて、多くの方のご参加をお待ちしております!
EDITOR’S PROFILE
- AI Strategy Center
- General Manager
橋本 武彦
株式会社ブレインパッドにてシニアデータサイエンティストとして、マーケティング領域のデータ分析、ならびにデータサイエンティスト育成の新規事業を立ち上げに従事。一般社団法人データサイエンティスト協会の立ち上げに参画し、2015年より同協会事務局長に就任(前事務局長)。電気通信大学、滋賀大など複数の大学で講義を行うなど、産学連携や人材育成活動にも注力。現在はAISCの副室長として活動中。 著書等:「社会人のためのデータサイエンス演習」、「統計学ガイダンス」(日本評論社/共著)、他。
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