今回も登壇者に恵まれ、当日は大変盛り上がりました。
登壇資料も公開していますので、ぜひご覧ください!
今回のテーマ
今回のテーマはConTech(建設テック)です。
2020年のオリンピック・パラリンピック開催を控え、建設業界への注目が高まっています。
建築業界は57兆円を超える大きな市場である一方で、情報の非対称性、デジタル化の遅れなど様々な課題が指摘されています。
今回、ConTech(建設テック)領域でテクノロジーやデータを活用し、ビジネスの変革を推進されているゲストスピーカーをお招きし、今後の活用や注目点についてお話いただきました。
イントロダクション(GA technologies 橋本)
- X-Techを活性化させるためには”Real×Techの融合がカギ”という本Meetupに込めた思いを私から(熱く)語らせていただきました。
内容紹介①「建設会社からConTech企業へ事業転換。リアルから湧き出た課題をITで解決。全ては業界のために」(ユニオンテック 韓さん)
- 参入当初の見込み(職人の急激な減少、中小の業者が主体のためIT化の遅れ、職人調達は課題だらけなど)から、苦労されながらの迅速なターンアラウンドは経験者ならではの重みがありました。
- これからは工事流通総額No1を目指し、唯一無二のオフラインの基礎データを蓄積し、組織的な活用を行っていくとのことです。
- また、TVでも紹介されましたが、先日の台風の被災者に対して復興支援で建設職人マッチングサービスを迅速に立ち上げ、行動されている点は心から素晴らしいと思います。
内容紹介②「テクノロジーを活用した建設事業者の経営支援」(ローカルワークス 清水さん)
「データサイエンスで東京メトロの働き方改革〜リアル×デジタルの可能性〜」(GA technologies 福中さん)
- 先日、第3回「インフラメンテナンス大賞」で国土交通省の特別賞を受賞した取り組みの紹介です。
- 「地下鉄のトンネルの工事費は1mあたり3,000万円。一歩歩くたびに3000万円を考えながら歩くとお金持ちの気持ちが味わえます」の笑いから始まりました。本取り組みで素晴らしいと感じるのは当時のクライアントである工務部土木部門の方たちとの”一体感”です。
- 今後の展開案としてマンションの部屋の劣化度の評価をあげており、本研究のConTechやPropTech領域への応用が楽しみです。
パネルディスカッション
- 今回も様々な質問が飛び出しました。登壇者のお二人(韓さん、清水さん)が「もっとこの業界に参入してほしい、仲間とともに一緒に大きくしていきたい」といっていたのが印象的でした。 (本X-Tech Meetupの運営もみな同じ思いです。)
次回は12ー1月頃に「X-Techの開発」をテーマに開催予定です。 TECHPLAYにてご案内しますので、下記フォローください。
GA technologiesのイベント・技術情報 – TECH PLAY[テックプレイ]
X-Techのさらなる活性化に向けて、多くの方のご参加をお待ちしております!
EDITOR’S PROFILE
- AI Strategy Center
- General Manager
橋本 武彦
株式会社ブレインパッドにてシニアデータサイエンティストとして、マーケティング領域のデータ分析、ならびにデータサイエンティスト育成の新規事業を立ち上げに従事。一般社団法人データサイエンティスト協会の立ち上げに参画し、2015年より同協会事務局長に就任(前事務局長)。電気通信大学、滋賀大など複数の大学で講義を行うなど、産学連携や人材育成活動にも注力。現在はAISCの副室長として活動中。 著書等:「社会人のためのデータサイエンス演習」、「統計学ガイダンス」(日本評論社/共著)、他。
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