CULTURE

【前編】小さなアイデアから、大きなイノベーションを。GA Hungry開発者インタビュー

KEYWORD
社員インタビュー

Oct

18

Thu

WORDS BY近藤 英恵
POSTED2018/10/18
SHARE

はじめにINTRO
DUCTION

こんにちは!GA MAG.編集メンバーの伊藤です。

ここ最近の記事で何回かに渡ってご紹介している、社内新制度GA Hungry。

今回は、そのGAオリジナルの社内制度がどうやって生まれたのか?GA Hungry誕生秘話と、開発にかけた想いを、提案者を代表して内定者の田村くんと、開発者の藤本さんにインタビューしてみました。

PROFILE
  • エンジニア
藤本 雅樹
前職はWeb制作会社で、3年ほどBtoBで宿泊施設のWebサイト制作を経験。その後GAに入社し、エンジニアとしてコーポレートサイト・リクルートサイトの制作、メディアや自社サービスの企画開発、Renosyの立ち上げ等を担当。現在はCommunication Design CenterにてTech Portalの開発に従事している。
  • 内定者インターン
田村 昂佑
大阪府出身。京都大学工学部建築学科卒業見込み。大学では建築を専攻しながら、ロンドン芸術大学ファッションコースに通うなどアートを学んだ経験も。現在Corporate Strategy Divisionにて、内定者ながら新卒採用業務に従事し、採用面接や採用イベント企画を行う。また、役員たちに囲まれながら新規事業の企画も兼務している。
宜しくお願いします。 まず、GA Hungryが実現するきっかけとなった社内アイデアソン「GA Mini Booster」ですが、これは藤本さんが考案されたんですか?
藤本
はい、今年の8月に第一回目のGA Mini Boosterを開催しました。GAにはGA Boosterという新規事業のコンテストがあって、ここで採用されたものは、GAで実際に事業化する可能性があります。一方GA Mini Boosterは、短時間でもっと身近な課題と解決策を自分たちで考え、実行することをテーマとしています。
なるほど。 GA Mini Boosterの目的は、「GAという組織をより良くする」ことでしょうか?
藤本
最終的にはそうなれば良いなと思っています。ですが、一番の目的は「GAメンバーが課題解決のプロセスを身につける」ことでした。

あれやろう!これやろう!ってアイデアを出すことは誰でもできますが、課題を見つけて解決策を考えて実行できる人って意外と少ないんですよね。このスキルは、マーケットインのプロダクト開発を行なっているGAの社員にとって、必須なスキルだと思っています。

ちなみにGAには、いつでもどこでも自由にアイデアを出せるGA BOXという制度もありますが、それをアイデアソンでは「チームでやる」ことで、チームビルディングの力も養えます。だから、参加希望者を僕がチーム分けしたんですが、なるべく上と下、他部署同士がバランスよく構成されるように分けました。
左:田村昂佑さん、右:藤本雅樹さん
具体的に、GA Mini Boosterの審査基準にはどんなものがありましたか?
藤本
一つ目に「Tech Portalに実装する機能であること」、二つ目に「会社の課題を解決するための機能であること」、そして三つ目に「テクノロジーの力を使って解決するものであること」が審査基準でした。

実際、例えば最終的に採用されたこのGA Hungryだって、言ってしまえばアナログでもできることなんです。会社のエントランスに掲示板を置いて、今日ランチに行きたい時間に自分の名前シールを貼る、とか(笑) でもそれって、使う方は正直面倒くさいですよね。集計する方も手間がかかります。だから、そこにテクノロジーの力を加えれば、もっとスムーズに行うことができます。

つまりこれって、「今まさにGAがやっていること」と同じなんです。

今までたくさんの人員と、時間と、手間をかけて行ってきたアナログな不動産の業務。たくさんの手書きの契約書の処理には、膨大な時間がかかっていました。そこに既存のテクノロジーを掛け合わせることで、それまでかけられていた無駄と手間を省き、人々に感動を起こそう!ということ。 それは我々の日常生活も同じで、どんなに小さな「面倒だけど、必要なこと」でも、テクノロジーを加えて使いやすくすることによって、人々の生活に感動を与えることができるんです。
GAが常にお客様に対して心がけていることを、社内でも行っているんですね。 そんな中、見事優勝したGA Hungry。いくつかアイデアがあった中で、社内投票では60%という得票率だったそうですね。
田村
そんなに高かったんですね!(笑)僕らが考えたこの機能を、みんなが欲しいと思ってくれているんだと思えて、素直に嬉しいですね。
そもそも、田村くんはどうして「GA Hungry」を思いついたんですか?
田村
僕はその日の仕事によってお昼を食べる時間がバラバラで、15時くらいにランチに行く日が時々あるんです。そんな時、周りに声をかけても、一緒に食べに行ってくれる人がいつも見つからなくて。でも200人も社員がいるなら、15時にランチに行きたい人もきっといると思ったんです。気軽にそんな人を見つけられて、一緒にご飯に行ける、そんな機能があったらいいなと思って、提案しました!
なるほど、忙しい田村くんならではのアイデアですね。藤本さんが初めてこの案を見た時、どう感じましたか?
藤本
全社員が毎日見るサービスで、社員のマッチングをすること。コミュニケーション課題をテーマに扱っていること。テクノロジー(自動化)との相性が良いこと。先ほどご説明した3つの審査基準にハマっていて、とても良いアイデアだと思いました。

あとは、拡張性があって面白そうだなと感じました。社員同士のマッチングサービスという概念を作ることで、ランチ以外にも飲み会や勉強とか、様々な目的で使えそうですね。

発案から、実装が決定するまでのプロセスと、その裏にあるドラマを知れたところで、本日はここまで。 次の記事では、実際にGA Hungryを開発して行く上での課題と、この機能にかける二人の熱い想いを、お届けします。

EDITOR’S PROFILE
近藤 英恵
2018年新卒でGAテクノロジーズに入社。Communication Design Centerに所属し、コピーライター 兼 広報として日々奮闘中。POPな文章でGAの日常を発信していきます😎ツイッター気軽にフォローしてください✨
特技:早起き/趣味:鶏胸肉の調理・深夜ラジオ
Twitter:@Konchanmax10
KEYWORD
社員インタビュー

この記事をシェアしよう SNS SHARE

CULTURE
2018/10/18
【前編】小さなアイデアから、大きなイノベーションを。GA Hungry開発者インタビュー