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30
Fri
こんにちは、GA MAG.編集長の近藤(Yaco)です。
今回は、本日オープンした「RENOSY SHOWROOM ROPPONGI(リノシー ショールーム 六本木)」の特徴と、デザインコンセプトについてご紹介します。
「RENOSY SHOWROOM ROPPONGI」は、不動産テック総合ブランド「RENOSY」が提供する”中古リノベーション”のショールームです。
昨今、単身世帯や共働き世帯の増加により「職住近接」のニーズは高まっています。ところが、関東大都市圏における一人当たりの住宅面積は33.9平方メートルと、先進国の中でも最も小さいため、都市部での住まい探しでは面積を妥協する人も少なくありません。
そこでRENOSYは、「4D RENOVATION ™」というお部屋を平面ではなく立体的かつ多目的ににとらえるデザインコンセプトを開発し、空間を最大活用する住まいづくりを提案しています!
まずはこちらの「立体くみあわせROOM」。
立体くみあわせROOMでは、クローゼットや書斎、寝室などを立体的に組み合わせることで、従来デッドスペースとなっていた空間を最大活用します。
続いて、「ONE TABLE」。
くつろぐ(リビング)・食事する(ダイニング)・料理する(キッチン)・仕事する(書斎)など目的ごとに存在していた空間を、1つの大きなテーブルで解決し、住空間を広げます。
最後は、「間取り2.0」。
間取り2.0は、従来の ◯◯LDK思考とは全く異なる新しい間取り体験です。
住まいを、部屋数で考えることなく、大きな空間を多様な使い方でシェアすることで、限られた空間を広く、効率的に活用します。
リノベーション前のお部屋と比較すると…
また、4D RENOVATION™の「4D」は、”空間(3D)× D(時間・目的)”を意味しているので、空間を定義する3Dに「時間・目的」などの要素を掛け合わせることもできます。
六本木のマンションと聞いてイメージすることは何か。
ギラついた証券マンが仕事の傍休息に利用する部屋であったり、自営業の社長が遊び目的で利用する部屋、もしくは、日本に駐在している外資系企業の役員などがイメージしやすいだろう。
いずれも、年収が高い人々が利用する感覚があるが、年収が600万〜800万あたりの人々が住めるマンションがあったらどうだろう。
六本木は国際都市として位置付けられ、ゴールドマンサックスやリーマンブラザーズなどの大手外資系企業を誘致し街のブランディングを図ってきた。
一方で、アップルやグーグルなどのメガベンチャーを始めとしてGREEやメルカリ、DMMなど新規ベンチャー企業も続々と六本木に本社を構えている。
六本木は企業ブランディングを考慮すると横の広がりを生み出しやすい環境ではあるが、社員からすると通勤に不便だ。
上記に挙げた企業だけでなく、ベンチャー企業は得てして働き方改革を積極的に行なっている。
しかしながら「住み方改革」は進んでいないのが日本の現状だ。通勤時間を長くして広く綺麗な部屋に住むか、通勤時間を短くするため狭く築古の部屋に住むか。
この相反する選択肢をどちらも満足させるために今回のモデルルームを設計した。
今回のモデルルームは約53㎡だが、寝室や書斎などプライバシーの高い空間を立体的に構成し、最小限とすることで、LDKで18畳確保している。
物件価格を抑えるために面積を狭くしても、広い空間を確保しゆったりとすごすことができる。
また、キッチン、ダイニング、リビングを一体的に構成するONE TABLEで、今まで利用しない間は休閑空間となっていた部分も効率的に使用できる。
六本木の醸成されたブランドイメージに合わせ、グレーを基調に仕上げ材を選定している。
塗装やタイルを多く取り込み、偽物ではない、本物の触り心地を体験できる。
このように職住近接を都心の一等地で中所得層でも実現できる。この衝撃的な体験をぜひ六本木で味わって頂きたい。
< 建築士・インテリアデザイナー 諸橋 俊 >
「RENOSY SHOWROOM ROPPONGI(リノシー ショールーム 六本木)」は、完全予約制でご案内しております。
「4D RENOVATION™」の空間を体感してみたい!というお客様は、お問い合わせをいただくか「RENOSY STAND SHIBUYA(リノシー スタンド 渋谷)」に足を運んでいただければと思います。
問い合わせ先:https://stand.renosy.com/
それではまたGA MAG.でお会いしましょう。