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人事が答える、イベント・面接でよく聞かれる質問集

vol.2 新卒エンジニア職
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新卒採用 社員インタビュー

May

1

Fri

WORDS BY増田 剛士
POSTED2020/05/01
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はじめにINTRO
DUCTION

新卒社員を「会社の文化を創り継承していく人財」とし、創業1年目から新卒採用を行なっているGAテクノロジーズ(以下、GA)ですが、急成長に伴い新卒採用も年々拡大。イベントやインターン、面談・面接などで日々多くの学生さんとお会いしています。
その中で、学生の皆さんからよく聞かれる質問をまとめて採用担当者が回答するシリーズ。

第2回となる今回は、新卒エンジニア職編。エンジニアを目指す学生の皆さんからよく聞かれる質問に、新卒エンジニア職採用担当の松川が回答いたします。

※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。

PROFILE
  • 新卒エンジニア職採用担当
松川 翔太
新卒でSIerに入社。
その後、X-Tech領域であるConTechで起業を経て、2018年1月にAppエンジニアとしてGAテクノロジーズにジョイン。2018年5月のエンジニア採用チームの立ち上げを機に人事にジョブチェンジ。エンジニア新卒採用業務に従事。
QUESTION.選考フローを教えてください。

松川:選考フローは、書類選考・一次面接・GA TRYOUT・最終面接という4つのプロセスに分かれています。「GA TRYOUTって何ですか?」と疑問を持つ人もいると思いますが、順を追って説明していきますね。

まず、書類選考は私を含む新卒エンジニア職の採用担当者が担当いたします。この書類選考では、「GAグループにカルチャーフィットするかどうか」という観点で評価を行っています。
一次面接も同じく人事が担当します。ここでは、GAグループの行動指針であるGA GROUP SPIRITS(以下、GAGS)とマッチしているかどうかを、皆さんの過去の経験を深掘ってお聞きしています。また、GAグループのエンジニアに求められる資質とマッチしているか、または将来そのようなエンジニアになる意向があるかどうかといった観点もお聞きしています。

そして一次面接の後ですが、GA TRYOUTという若干特殊な選考を受けていただきます。GAには内定承諾者向けに提供しているGA BootCampというエンジニア育成プログラムがあります。このプログラムはCDO(Chief Development Officer)である遠藤の監修のもと企画・運営しており、一人前のエンジニアになるために必要とされる知識や技術を身に着けることができるコンテンツが用意されています。GA BootCampのカリキュラムは約4ヶ月に渡るのですが、GA TRYOUTはその内最初の1ヶ月分を体験的に受けていただく選考となっております。1ヶ月という通常の選考よりも長い期間皆さんとコミュニケーションを取り続けることにより、一人ひとりの能力や人となりをより深く見極めさせていただきます。

そしてGA TRYOUTを無事通過された方に関しては、最終面接に進んでいただきます。最終面接はCHRO(Chief Human Resource Officer)の清家が担当します。この面接は原則ご来社いただいているのですが、現在は新型コロナウイルスの感染拡大予防のためオンラインでも受けることが可能になっています。

QUESTION.選考では技術力を重視していますか?未経験でもエントリー可能ですか?

松川:新卒の皆さんが入社される際の技術力はGA BootCampで担保しているため、選考の段階において技術力の低さはネガティブ要素としては見ていません。そのため、エンジニアリング未経験の方でもエントリーしていただくことは可能です。ただし、あくまでネガティブ要素としては見ていないだけであり、技術力が高い方はその分ポジティブな評価をさせていただいております。

少し話を広げ新卒エンジニア職の採用基準をお話しさせていただくと、エンジニア職の採用には3つのマスト要件を設定しております。一つ目は、素直な方。二つ目は、謙虚な方。三つ目がビジョンに共感してくださる方、です。
GAのエンジニア採用はポテンシャル採用です。そのため、素直で謙虚で、なおかつ我々のビジョンに共感してくださる方は、例え未経験であったとしてもGA TRYOUTやGA BootCampを経て、しっかりとプロのエンジニアとして成長してくれるだろうと見越し、採用を行なっています。

QUESTION.入社後はどのような研修がありますか?

松川:まず最初の研修として、内定者の段階からGA BootCampを受講していただきます。このプログラムは基本的に入社までに卒業できるようスケジュールを調整しております。ただし、学生の皆さんは学業が最優先となるため、その兼ね合いで入社後も一定期間BootCampを続ける方もいます。

入社後は新卒入社の方々が一堂に会して、約2週間ほど新卒研修を受けていただきます。この研修はエンジニアリングは関係なく、今後社会人としてGAグループで働いていく上で必要となる会社の事業や業界知識、ビジネスマナーなどを学んでいただきます。
そこから先に関しては、エンジニアに対しての制度として用意している研修はございません。先ほどもお伝えした通り入社時点でBootCampを卒業しているということは、一人前のエンジニアとして働くための技術や知識は身につけている状態で入社していただくということですので、新卒研修を修了したらすぐに現場に配属させていただきます。そして配属されてからは、エンジニアに求められるビジネススキルをOJT形式で上司や先輩から教えてもらいながら成長していただくことになります。

ちなみに、研修以外で技術力を向上させるための支援制度として、自己研鑽制度があります。自己研鑽制度は書籍の購入費用やイベント・カンファレンスへの参加費用を年間3万円まで会社が負担する、という制度になります。
また、制度ではなく文化としてやっているものに関しては、TGIFやLT会といった社内イベントを有志が開催していたり、各チーム毎に勉強会を開催しております。

QUESTION.配属はどのように決まりますか?

松川:配属は3つの要素で判断しております。
一つ目は、皆さん一人ひとりの意思。事前にアンケートを実施し、どの部署・職種への配属を希望しているか、についてお聞きしています。
二つ目は、その人の特性。GA BootCampを通して、その人がどの職種に向いているのか、という点を判断しております。
三つ目は、会社の状況です。その時々の会社やチーム、プロジェクトの状況に合わせ最適な配属を行うようにしています。

GAGSにWILLとある通り、GAには社員の意思を最大限尊重する文化があります。そのため、皆さんのご希望に沿った配属ができるよう心がけてはいますが、必ずしも叶うという保証はございません。そう言う意味では、「特定の職種でないと嫌だ」というこだわりの強い方はGAには向いていないかもしれません。

配属可能性のある職種についてご説明すると、例年配属される人数が一番多いのはサーバーサイドのエンジニアです。実績は少ないですが、フロントエンドエンジニア、インフラエンジニア、モバイルアプリエンジニアに配属される可能性もございます。
過去の実績でいうと内定者インターンでPMを務めていたエンジニアもいるため、新卒だからといって特定の職種に配属を固定しているわけではなく、その人の意思や適性、スキルに応じてエンジニアリングに関わるあらゆる職種に配属される可能性があります。

QUESTION.開発環境について教えてください。

松川:サーバーサイドはRuby on Railsを使用しているので、言語としてはRubyとなります。フロントエンドに関してはプロジェクトによって異なりますが、Vue.jsやReactといったフレームワークを使用しています。インフラはAWS、その他にモバイルアプリの開発ではiOSはSwiftを、AndroidはKotlinを使用しています。
そのため、そういった言語やフレームワークでの開発経験がある方に関しては今まで学んできたことを活かし、成果に繋げていただきたいと思っております。

QUESTION.そもそもX-Techとは何ですか?

松川:X-Techとは、端的に言うとアナログな業界にテクノロジーを活用したデジタルシフトを起こす業態のことです。
アナログな業界はどういう業界かと言うと、いわゆる第3次産業革命が起きたにも関わらず、IT化の波に乗り遅れてしまった業界。そういった業界が現在の第4次産業革命の時代においても残っており、我々はそれらをまとめてアナログな業界と呼んでいます。
未だに電話やFAX、紙を使って仕事をしている業界に対して、テクノロジーを活用することによってデジタルシフトを起こしていく。それにより、業務の効率化や質の向上、顧客体験の向上を実現することが可能となります。
我々はそういった業態のことを総称してX-Techと呼んでいます。

QUESTION.企画に携わることはできますか?

松川:はい、可能です。
一般的なエンジニアは要件定義から設計、開発、テスト、リリース、その後の保守運用というのが基本的な仕事の流れになりますが、GAテクノロジーズのエンジニアはこの中でも、特に上流工程の仕事が幅広くなっています。下流工程でも一部幅広いところはありますが、そこは後ほどご説明します。

まず、上流工程が幅広いというところで、どういった仕事があるかというと、GAテクノロジーズのエンジニアは「どこに課題があるのか?」という課題発見から仕事が始まります。
例えば、お客様に販売する物件を仕入れる“仕入れ業務”という業務があるのですが、仮にその業務を効率化するとなった場合、エンジニアが仕入れを担当する部署に業務体験をしに行きます。その業務体験期間中に現場で業務を行うことによって課題を見つけてくる、といった感じですね。そして、エンジニアのチームに戻った後は、発見した課題に対して「このようなプロダクトを作れば良いのではないか?」という提案を行い、現場の社員とディスカッションをしながら詳細を詰めていきます。最終的に開発することが決定した場合、先ほどお話ししたような要件定義以降のプロセスに入っていきます。
そのため、GAテクノロジーズのエンジニアは、「こういったものを作ってね」と言われたものを作るだけではなく、「解決すべき課題は何か」という課題発見業務と、「どういったものを作るか」という企画業務も行うという点が、一般的なエンジニアとの違いになります。

また、下流工程でいうと、GAテクノロジーズは事業会社なので、リリースした後のマネタイズが非常に重要になってきます。プロダクトを作ることがゴールではなく、そのプロダクトを使ってどれだけ業務を改善できたのか、業務を改善することによってどれくらい売上が上がったのか、そういったところにエンジニア自身もフォーカスしていく必要があります。そういったマネタイズが上手くいっているのかというところに、ビジネスの視点を持ちながらプロダクトを改善し続けていくこともエンジニアの仕事になります。

最後に

当社のビジョンは「世界のトップ企業を創る」です。その壮大なビジョン達成のためには、一人でも多くの志の高い仲間が必要です。「世界のトップ企業」を創るなら、「世界のトップ技術者」を集める方が良いと感じるかもしれません。人によっては、壮大過ぎて自分には関係ない話に聞こえるかもしれません。無理だと笑うかもしれません。
しかし、我々が探しているのは、今「世界のトップ」になっている方ではありません。今はまだ何者でもないが、いつか「我々がこの世界のトップ企業を創った」と胸を張って誇れるぐらい我武者羅に頑張ってみたい。
そんな熱い志を持っている方と一緒に仕事をしたいと思っています。

当社はまだまだ小さな会社です。世界の名だたる企業と比べると微々たる売上高しか上げられていませんし、その影響力も小さいです。しかし、「世界のトップ企業を創る」という壮大な目標を達成するために本気でX-Techに取り組んでいる人で溢れています。
そんな仲間と共にチャレンジングな仕事をしたいと思ってくださる方は、是非当社の選考を受けていただきたいです。自分の好きなことに打ち込んで時間があっという間に過ぎる感覚を、仕事の中でも得られると思います。
それでは、お会い出来ることを心より楽しみにしております。

※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。

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EDITOR’S PROFILE
増田 剛士
2019年4月に新卒でGAテクノロジーズに入社。Communication Design Centerにて広報やイベントの運営、社内システムの運用などに携わっています。
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2020/05/01
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