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毎年開催しているビジネス職向けインターンシップ「Biz Booster」が今年も始まりました!例年だと東京本社にて開催しているBiz Boosterですが、新型コロナウイルスの影響を受けオンラインでの開催となりました。
また、今回はインターンシップの設計と運営を、21卒の内定者が中心となって行いました。当記事では、そんなオンラインインターンシップ開催当日の様子をお届けします!
Biz Boosterは、ビジネス職を志望する学生の方向けに毎年開催している3日間のインターンシップです。選考を通過された方のみが参加できる、選抜型となっています。
テーマは、新規事業の立案です。参加者の方々には、メンター・サブメンターと共に不動産業界に関する新規事業を考えていただきます。メンターを務めるのは、事業経験のあるこちらの3名です。
そして、サブメンターは現場で活躍している若手社員が務め、3日間つきっきりで議論に参加します。
ここからはBiz Boosterのスケジュールに沿って、開催中の様子をお届けします。Biz Boosterの大まかな流れは、このようになっています。
・事前インプット
【day 1】
・不動産業界に関する知識のインプット
・ワーク
・パネルディスカッション
【day 2】
・ワーク
【day 3】
・ワーク
・最終発表
・懇親会
事前インプット
今回はオンラインでの開催ということもあり、当日の議論の時間を有意義に使ってもらうために事前インプットを行いました。担当したのは、今回メンターを務めた溝内です。
事前インプットでは「新規事業の立案方法の説明」と「使用するツールのインストール」を行いました。詳しい内容についてはお伝えできませんが、課題を深堀する重要性やマーケットインの考え方をお伝えしました。
参加者の皆さんからも好評で、
・「事業立案までのフローが明確になった。」
・「何をしたらいいのか分からず不安だったモヤモヤが解消され、当日のワークを有意義に進めることができた。」
・「今後のキャリアにも役立つ内容になっていてよかった。」
といった意見をいただけました!
day1 オープニング
オープニングはYouTube Liveでスタート!CHRO(Chief Human Resource Officer)である清家の挨拶でBiz Boosterが開幕しました。
オンラインインターンシップはGAにとって初めての試み。「どうせなら、いろいろチャレンジしよう!」ということで、様々なオンラインコミュニケーションツールの活用に挑戦しましたYouTube Liveもその1つです。
オフィスツアー
オープニングに続いて、オフィスツアーを実施しました。
本来であれば東京本社でワークに取り組みながら、普段私たちが働いているオフィスの雰囲気を感じていただけます。しかし、今回はそれが叶わなかったため、動画で社内をご案内しました!
不動産領域のインプット
オフィスツアー終了後はZoomに移動して、不動産業界に関するインプットを実施しました。
PropTech(不動産テック、Property x Technology)領域で事業を展開しているGAですが、不動産取引に馴染みのない学生の皆さんにとっては未知の領域です。そこで、Biz Boosterではワークに入る前に不動産業界の全体像や、各事業のビジネスモデルを解説しています。
ワーク
その後軽いアイスブレイクとランチを挟んで、いよいよワークがスタート。Zoomのブレイクアウトルームに移動し、チームごとにワークを始めます。
前述の通り、ワークのテーマは「不動産業界に関する新規事業の立案」。チーム別のバーチャル背景を背に、楽しみながらも真剣にワークに取り組んでいました。
中間発表
参加者およびメンター・サブメンター全員が集合し、各チームごとに議論の進捗を発表しました。メンターからのフィードバックを受け、最終発表に向けて事業案のブラッシュアップをしていただきました。
オフラインであればなんとなく他のチームの進捗が見えますが、オンラインだと分かりません。この時に初めて各チームの進捗を知り、焦りが生まれたチーム、自信をつけたチームと表情は様々でした。
CHRO 清家と21卒内定者によるパネルディスカッション
初日の最後にはワークの休憩も兼ねて、清家と21卒内定者によるパネルディスカッションを実施しました。
就職活動を始めた22卒の皆さんに向けて、就職活動で早期に意思決定をするメリットとデメリットや、内定者インターン生としてGAで働く中で感じたことなどを、清家と21卒内定者の古川、井上、竹内がざっくばらんに語りました。
day2
2日目は、ひたすらワークに取り組む時間。中間発表以外の時間は、担当メンター・サブメンターとともに事業案のブラッシュアップをしていただきました。
day3 最終発表
いよいよ最終日です。チームごとに3日間の成果を発表していただき、質疑応答・最終審査を経て、優勝・準優勝チームの発表を行いました。
優勝して喜んでいるチーム、負けて悔しがっているチームと様々でしたが、全員やり切った顔をしていて、運営一同胸が熱くなる瞬間でした。
各チーム振り返り
最後に、チームごとに分かれて振り返りの時間です。
3日間で得た学びをしっかりと持って帰ってもらうためにも、良かったところ悪かったところを振り返っていただきました。
これにてBiz Boosterは終了です。
参加してくださった皆さん、3日間本当にお疲れ様でした!!
当日メンターを務めた清家と、企画・運営を担当した21卒内定者の竹内に、オンラインインターンシップを設計するにあたっての工夫や全体を通しての感想などをお聞きしました。
Q. オンラインでインターンシップを企画するにあたり、工夫した点を教えてください。
竹内:とにかくオフラインと遜色ない体験を届けられるように意識して設計しました。特に意識していたのは「緊張感の演出」と、「一体感の演出」。そして、「オフライン開催時とコンテンツに差を作らないこと」の3つです。
1点目の緊張感の演出については、画面越しでメンター・サブメンターが一堂に会して話を聞いたり、高画質で配信可能なビデオカメラを接続することによって鮮明に現場の雰囲気を伝えたりと、実際にその場にいなくても「ここでインターンをやっているんだ」と感じてもらえるようにしました。
2点目が一体感の演出ではZoomのバーチャル背景の作成や、チーム名を決めるアイスブレイクを行う、といった工夫を行いました。
そして、3点目がオフライン開催時とコンテンツに差を作らないこと。冒頭にご紹介したオフィスツアーが最たる例ですが、オンラインだと実施が難しいコンテンツも「事前に動画を撮影し、それをYouTube Liveで配信する」といった工夫をすることによって実現することができました。オフラインと遜色ない体験を届けたいと思っていたからこそコンテンツに差は作りたくなかったので、そこにもこだわり続けました。
そういったコンテンツの制作や、配信機材の設定等も全て内製で行いました。社内のカメラマンやデザイナー、動画編集者の方々が協力してくださったおかげで、細部まで妥協なくこだわることができ、クオリティの高いオンラインインターンシップを設計することが出来たと思っています。
Q. Biz Booster初となるオンラインでの開催でしたが、実際にやってみていかがでしたか?
清家:オフラインと同じように学生との距離感を詰められるのか、アウトプットのレベルを担保できるか、などを心配していたのですが、杞憂に終わりました。むしろ、オンラインという制限があるからこその体験と感動が待っていました。
閉会直前は感動と感謝で涙が出そうで、Zoomの終了ボタンを押したくない、と思ったことがとても印象的でした。
竹内:就職活動中に様々なインターンシップに参加してきましたが、どれにも負けないぐらい良いものになったと思います。
ここまで上手くいったのは間違いなく会社全体での協力と事前の準備のおかげだと思います。メンターをはじめとする関係者全員が妥協せず取り組む姿が印象的で、GAらしさが全面的に出たインターンシップになったんじゃないかな、と思います。
Q. 今回のBiz Boosterは21卒内定者が中心に企画・運営を担当しましたが、いかがでしたか?
竹内:企画を始めた当初は、不安要素だらけでした。インターンの設計をするのは初めてですし、さらにオンラインでの実施ということで前例のない状態でのスタートとなり、かなり苦労しました。
しかし、自分と同じ21卒の内定者と協力しながら、インターンを作り上げていくのはとても楽しかったです!
清家:期待を遥かに超えてくれました。「自身の後輩を自らで集める」というGAの新しいカルチャーとして、今後も「22卒が23卒の企画をする」といった形で継続していきたいです。
今回Biz Boosterに参加してくださった方々から、以下のような感想をいただきました。
・「非常に充実しておりました。オンラインでここまで集中し、真剣に何かに取り組んだのははじめてです。」
・「高いレベルの仲間と質の高いフィードバックやアドバイスに囲まれ、濃密なワークを行うことができ、一つの大きな成長機会になりました。」
・「高校サッカー引退以来はじめて泣きました。」
・「メンバーにもメンターにも恵まれて、本当にいい経験ができたし、何より熱中できました。」
全体を通しての満足度では、10段階評価で、平均9.6と高評価でした!
オンラインでのBiz Boosterという初の試みではありましたが、終わってみれば充実したとてもいいものになりました。
既にBiz Boosterの募集は終了してしまいましたが、GAでは積極的にオンラインでの採用を進めています。テクノロジーで世の中のアナログな課題を解決していくX-Techに興味のある方、ぜひ一度お話ししましょう!
皆さんからのご応募をお待ちしております!
※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。