就活生のみなさん、こんにちは!GA MAG.編集長の浅野です。
サマーインターンに申し込む人も増える時期。コロナで外出が制限される中、友人が就活をどう進めているか気になりますよね。
GAテクノロジーズでは2021年3月、23卒として第2号となる内定承諾者が決まりました。今回は23卒内定者の小田さんに、なぜ早期に内定承諾をすることになったのか、いつから就活を始めたのか聞いてみました。
※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。
大学受験の勉強を始めた時は、普通に日本の大学に行くつもりでした。でも、自分が周りに流されている気がして…。本当にやりたいことを見つけられていないと思ったんです。
私の父は中国出身。父から「こちらのルーツについても理解を深めてほしい」と言われたのをきっかけに「中国の大学もありかな」と考えるように。調べてみると、日本の公立大学より学費が安いケースもあると知りました。
「このまま周りに流され、なんとなく勉強して大学でひとり暮らしをしても、お金がもったいない」と思うように。そこで、たまたま知った中国・上海の復旦大学を受験することにしたんです。
いえ、その時点では中国語はあまり話せませんでした。華僑の学校に通っていましたが、自分の中国語に自信がなく、親戚の前でも気後れして話せないほどだったんです。
無事に復旦大学に合格したはいいものの、最初のハードルはやはり言語でした。しかし現地に飛び込んだら、もう話すしかありません。それまで自分に足りなかった大胆さというか、勇気を出せるようになりましたね。クラスメイトと話さないといけない状況に自分を追い込みました(笑)。
これまで私はずっと内気なタイプでした。何か挑戦したいという気持ちがあっても、その一歩を踏み出せずにいたんです。だからこそ、とても大きな転機でしたね。
日本人留学生会という、各国の留学生が国ごとにする組織があるのですが、その会長を務めていました。
留学に来ている日本人のためのイベントや、日中交流会などを企画・運営することが多かったですね。知り合いのいない日本人でも安心して交流の輪を広げられるコミュニティづくりを目指して活動していました。
いえ、希望者だけです。
留学生は、どうしても入手できる情報が少なくなりがちで、知り合いがいない人も多い。私も、授業選択や今後の就活を考えると、絶対に1人じゃやっていけないと思って加入しました。
あとは、周囲に優秀な人が多いので、焦りがあったんですよね。自分とは見ている世界が違うというか、視野が広そうだな、と感じる同級生が多かったんです。だから、何かしなくちゃという思いもありました。
学生会では、イベントで司会として人前に立ったり、今までの自分では考えられなかったことにたくさん挑戦しました。自分から「やってみよう」と思えるようになったし、勇気を出せるようになりましたね。
きっかけは、22卒の森泉さんです。森泉さんは学生会の先輩で、学部も同じでした。普段から授業や学生会でのアドバイスをいただくなど、たくさんお世話になった先輩です。
その先輩が内定した会社がGAテクノロジーズだった、というのが最初の出会いです。
2021年の2月頃、森泉さんから「学生会で、日中バイリンガル留学生向けの会社説明会をしたい」という依頼がありました。以前からそういうイベントは何度か開催していたので、記事や告知などの事前準備を手伝いつつ、当日は参加者として話を聞きました。
GAテクノロジーズの説明会は、非常に印象的でしたね。自分がこれまで見た人事のイメージが180度変わりました。
人事の人って、形式ばったというか、正直あまり人間味がないイメージだったんです(笑)。でもGAテクノロジーズの場合は、みんな自分の言葉で話してる印象を受けました。
会社説明会のあとにキャリア相談会があったのですが、そこで清家さんの話す内容も学生たちにとって新鮮な収穫がたくさんあり、学生のためを思ってくれていることが伝わりました。
「いい会社だな、こんなところもあるんだ」と思っていましたね。
その後、森泉さんから「面談受けてみない?」と誘っていただいたんです。そのときは「本格的に就活開始」というより、「先輩に誘ってもらったし、面談だし、受けてみようかな」という気軽な感じでOKしました。
GAテクノロジーズでは最終的に、面談と選考を合わせて計9名の方とお話しました。企業説明会の時から魅力的な会社だと思っていましたが、面談や面接を通して、初めに抱いていた印象がどんどん確信に変わっていきました。
すべてオンライン上でしたが、みなさん自然体で、それぞれの熱意や目の輝きが画面越しでも感じられました。「もしこの人が自分の上司だったら、学べることがたくさんありそう」と思える人たちばかりでした。
正直、こんなに早くに面談の機会をいただいたこともあり、最初は「自分なんかでいいのかな」という気持ちもあったんです。でも、次第に「選考がスムーズに進んだら入社したい」と思うようになりました。
大学1年生から、会社説明会にはいくつか参加していました。中国での就活は日本以上に大変だろうと予想していましたし、学生会の運営上、会社説明会に関わることも多かったんです。なので、比較的早くから会社や業界については考えていたかもしれません。
また、GAテクノロジーズを知る前から、不動産業界が気になっていました。資産形成の手段として、不動産は非常に大きな要素ですよね。金銭的に豊かな暮らしに憧れていることもあり、もともと興味があったんです。
あとは、父が知り合いの工務店に投資をしているんですが、その投資に私の貯金を使われていたことがあって(笑)。そこから、工務店の経営状況を調べるようになりました。なので、経営や投資にも興味を持っていました。
社員の方々とのアットホームな面談で、社内のリアルな雰囲気が感じられました。それだけでなく、毎回の面談終了後に人事担当の宮﨑さんが、いつも中立的な立場から深掘りして考えるきっかけを与えてくださり、抱えていた不安や疑問などもその都度質問して払拭することができました。選考途中もたくさんコミュニケーションを取り、考える空間を設けてくださったんです。
GAテクノロジーズは、人事だけでなく社員も魅力的な人ばかり。そして、不動産や資産形成に関わる事業を展開している会社。だから、もし受かったらここだな、と思ったんです。
もちろん、他の会社を見ようと思えば無限に見れます。でも最後は「尊敬する先輩がいる会社」という縁もあり、2021年3月に内定を承諾しました。
友達や先輩からは「早くない?」「もうちょっと他の会社も見た方がいいんじゃない?」と言われましたね。
そのときはちょっと心が揺れましたが、企業選びの方向性も間違ってないし、会社の魅力も感じた。このチャンスを逃したくないと思って、自分の意思で決断しました。
家族はあっさり受け入れてくれましたね。面談が終わるたびに母には相談していたので、それも大きいかもしれません。
正直、GAテクノロジーズグループ全体の事業もすべて把握できてないので、まだ具体的な働くイメージはできていないんです。でも宅建の勉強もスタートしたので、これから知識をつけていきたいと思っています。
今はコロナの影響もあって、実家に帰ってきています。今の家は7年前に引っ越してきたのですが、木造築53年で、雨がひどい日は雨漏りもします。父が天井を直して、ベッドも手作りしてくれました。ちなみに、お風呂のドアはありません。
日々我が家の機能性の問題に直面していることから、年中快適な住み心地の住宅にとても強い憧れがあります。いつかは住環境、耐久性、資産価値などを見据えたリノベーションやリフォームの事業に携わることが私の夢でもあります。
いつかこのボロボロな実家も修理できるくらい、知識と経済力をつけたいです。
私は高校まで、周囲の言動に惑わされて、流されたりすることが多い人間でした。だからこそ、自分が考えたこと・感じたことは、たとえ直感でも大事にしてほしいと思います。周りを気にして迷う必要はありません。
日本では一般的な「就活の軸」「ガクチカ」という言葉も、私は知りませんでした。そういった言葉にとらわれず、自分の心に正直になって、自分にとってベストな選択をしていただきたいと思います。
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